こんにちは。
成増駅前歯科クリニックです。
今回はお口の中の細菌についてふれたいと思います。
人間の口内には、300〜700種類の細菌が生息しているといわれています。
ミュータンス菌などの口内に存在する細菌の総称を口腔内細菌といいます。
口腔内細菌は、唾液の洗浄・抗菌作用と、日々の歯磨きによって繁殖が抑えられています。
繁殖すると、主に以下の病気を引き起こすおそれがあります。
- 虫歯
- 歯周病
- カンジダ症
- 誤嚥性肺炎
虫歯や歯周病はもちろんですが、肺炎にもつながりかねないことを考えると怖いですよね。
では、どうすれば口の中を清潔に保てるのでしょうか。基本は毎日の歯磨きです。特に夜は、就寝中に唾液の分泌が減り細菌が増えやすいため、入念に磨く必要があります。
さらに、舌の表面にたまる舌苔のケアも欠かせません。専用の舌ブラシで優しく清掃することで、口臭予防に効果的です。ただ、1日1回程度でやりすぎには注意してください。また、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を清掃することも重要です。歯ブラシだけでは6割程度しか汚れが取れないとされており、補助的なケアでようやく8〜9割まで清掃できるといわれています。
歯科医院でのプロフェッショナルケア
毎日のセルフケアに加えて、ぜひ取り入れていただきたいのが、歯科医院でのプロフェッショナルケアです。
歯石の除去
お口の中の細菌の減らすために:歯石の除去
歯科医院でのプロフェッショナルケアでは、歯石を取り除きます。歯石は、お口の中の細菌が作り出したプラーク(歯垢)が古くなって石のように硬くなったものです。
歯科医院では、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って、歯石を徹底的に除去します。
PMTC
お口の中の細菌の減らすために:PMTCによるプラーク(歯垢)の除去
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、専用のペーストと歯科用機材を使って歯の表面をきれいに磨き上げる処置です。
歯の表面がツルツルになり、細菌や汚れが付着しにくくなります。また、新たなバイオフィルムの形成を予防する効果も期待できます。
お口の乾燥を防ぐ
唾液の抗菌作用
お口を潤すだけじゃない!唾液には、お口の中の細菌を減らす働きのほか、細菌の栄養源ともなる歯やお口の汚れを洗い流す働きもあります。
唾液の量が減らないようにすることは、お口の中の細菌を減らすのにとても大切です。口呼吸のような唾液を蒸発させてしまう癖がある方は、鼻呼吸にする、食事の時はしっかり噛んで唾液を出すといった習慣を心がけてみてください。
今回は、お口の中の細菌についてお話ししました。
これを機にご自身のお口の中に興味を持っていただけると幸いです。
