こんにちは🍀成増駅前歯科クリニックです☺️
12月に入ってからお天気が良くても昼間もかなり寒く感じるようになってきましたね。
朝起きてから夜までかなり寒くて身を縮こませていますが、そんな今年は寒くなるのが遅いのか先日見頃のイチョウ並木を見かけて驚きました!毎年しっかりは見ることがないので、久々に見るとさすがに綺麗だな〜と感じますね!ラッキーでした✌️
さてみなさんはご自身の歯科デビューはいつだったか覚えていますか?
お恥ずかしながら私はあまり積極的に歯科にかかった記憶はないのでかなり遅かったように思います💦
受付にてお母様方から「子供の歯科検診は何歳から受けて頂けますか」とご質問頂くことがあるのですが、本日はその歯科デビューについてお話させて頂きます!
まず歯科デビューですが、以前までは乳歯の生え揃う1歳半からが一般的と言われておりました。しかし最近では、生後半年頃から前歯が生え始めるのでその頃からの歯科デビューをすすめる歯科が増えております。
まだ歯の本数も1~2本なのに行っても診るところそんなにあるかな?と思うところですが、歯科デビューがここまで早いのには以下のように複数理由があります!
①歯科医院の音や匂いなどの環境に慣れてもらうこと
②お口の中を触られることに、早いうちから慣れること
③保護者の方に、仕上げ磨きのポイントをお伝えできること
④歯科医院の立場からの、食育等のアドバイスができること
個人的には①はかなり大きいと思います。
それこそ歯が生え揃ってから小学生になってから、そこから歯科デビューをしても歯科という環境は普段とは違う特殊な環境ですし、色んな器具の音もしますし、歯科=痛い・怖いに捉えてしまうのも無理は無いと思います。
いざそんな状態で治療が必要になっても、暴れて泣いて何も出来ない、そもそも歯科に連れて行けないほど嫌がってしまうという状態になってしまいかねません。トラウマになってしまっては大人になってからも歯科から足が遠のいてしまいますし、幼少期の口腔環境を親御さんがなんとかなんとか守っても大人になってすぐボロボロにしてしまっては本末転倒な気もします。
そうなる前に、幼いうちから歯科という環境に定期的に通って慣れさせた上で、歯科検診も通うものだという意識付けが大切なように思います。
歯科に1回かかるのは簡単ですぐできることですが、慣れることは時間のかかることなので、いざ大きくなって歯科にかかってから虫歯が見つかり急いで慣らさなくてはいけないような状況にならないように、今から歯科慣れ・そもそもの虫歯を作らないように対策していきましょう✊
また当院では定期検診の際に高濃度のフッ素塗布も行っております。
歯科医院では、高濃度のフッ素を数ヶ月に1回くらいのペースでフッ素塗布する方法があります。当院では3、4ヶ月に1回くらいの頻度です。これによって歯質が強くなるだけでなく、むし歯になりかかった歯も再石灰化(酸で溶かされた歯の表面をもとに戻す)できます。
さらに歯科医院だけでなくご自宅でもフッ素を取り入れることが可能です。
自宅では、低濃度のフッ素を配合した歯みがき剤やジェル、フッ素洗口剤などを使ってフッ素を歯に取り込むことができます。これらの商品は年齢に応じてフッ素の濃度や1回の使用量が決まっていて効果的な使い方がパッケージに記載されています。使用時は、注意事項をよく読んで使いましょう。
乳幼児期は、歯質が弱いだけでなく、授乳や食事の回数などのコントロールが難しい時期でもあります。歯科医院と自宅でフッ素を活用し、むし歯予防に努めましょう。
お子さんの虫歯0を目指して一緒に対策・ケアを行っていきましょう✊