こんにちは。成増駅前歯科クリニックです。
9月は長雨が続いていましたが、10月に入りやっと秋らしい気候になり過ごしやすくなってきましたね!しかし巷ではインフルエンザの流行が見受けられるので、手洗い・うがいは徹底して元気に過ごしていきましょう!!
今日は妊婦さんの歯科治療についてお話しさせていただこうと思います。
当院でも、妊娠前から通院いただいていた患者様が妊娠を機に、
「今までは定期検診に通っていたけど、妊娠したので次回はどうしたらいいですか?」
や、「妊娠しているけど、歯が急に痛くなってしまったのですが、治療できますか?」
などのお問い合わせをいただくことがあります。
妊娠中って歯医者に行っていいのかな?麻酔ってどうなの?レントゲンは?などの疑問にお答えしたいと思います。
ただし、妊娠中の体の状態には個人差があるので、治療の際は必ず、ご自身の通っている産婦人科の先生に事前に相談してくださいね!

<妊娠中に起こりやすい口内トラブル>
妊娠中は女性ホルモンの増加に伴い、お口の中の炎症が起こりやすくなります。
女性ホルモンの増加により唾液の分泌量が減ることでお口の自浄作用が下がります。また、つわりに伴う吐き気などにより、歯磨きなどのセルフケアが困難なったり、食事回数が増えることで口内環境が悪化し、妊娠性歯周炎や虫歯、親知らずの炎症を発症することがあります。
そのため、「妊娠中にはいつもより口内トラブルが起こりやすくなる」ということを覚えておいていただき、体調のいいときは可能な限り歯ブラシをしたり、難しいときは食後に洗口液を併用したりして、少しでも口腔内を清潔に保ちましょう!
<妊娠中はどんな治療が受けられるのか?>
・虫歯治療:妊娠5ヶ月〜7ヶ月頃(妊娠中期)
・歯周病治療:妊娠5ヶ月〜7ヶ月頃(妊娠中期)
・検診・クリーニング:妊娠直後〜7ヶ月頃(妊娠初期〜中期)
虫歯や歯周病治療に関しては、妊娠中期(いわゆる安定期)に入った頃に行うことが推奨されています。
*治療が可能な時期はあくまでも目安となります。この時期であれば通常は無理なく治療を受けていただけますが、それ以外の時期に強い症状が出た場合はご相談ください、無理のない範囲で可能な限り対応させていただきます。
<妊娠中の歯科治療で心配なこと>
・レントゲン撮影
歯科治療で用いるレントゲンは顎周りの撮影に留まり、また、最近ではデジタルレントゲンんを用いることがほとんどであるため被ばく量も少なく、防護用エプロンも着用するため、胎児への影響はほぼないとされています。
安全性は確立されているレントゲンですが、当院では緊急性がない場合、妊婦さんへのレントゲン撮影は極力行っておりません。
・歯科用麻酔
歯科で使用する麻酔は一般的に局所麻酔であり、胎児への影響はないとされています。
また、麻酔成分の分子量は大きいため、胎盤を通過することはありません。
治療中の痛みを我慢して、ストレスになる方が母体や赤ちゃんへの影響が大きいと考え、当院では安定期に入った妊婦さんの歯科治療を行う際、患者様の同意を得た上で必要であれば局所麻酔のを使用させていただくことがあります。
・薬
一般的に炎症がある際に使用する抗生剤に関しては、赤ちゃんの健康に影響を及ぼす可能性があるとされているため、使用しません。
鎮痛剤に関しては、必要であれば妊婦さんでも使用可能なものを処方させていただきます。
このように、妊娠中でも歯科治療は可能ですが、治療が必要にならないように、日頃から予防に取り組むことが第一です!!妊娠期間中にお口のトラブルに悩まされないよう、口腔環境を整えて行きましょうね!!
