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コップ飲みの前にストローで飲ませていませんか?

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こんにちは。

小さなお子さんを育てている皆さん、毎日おつかれさまです。

暑い季節が続く中、赤ちゃんの水分補給に悩むことはありませんか?

特に、まだコップで上手に飲めない月齢の子にとって、ストロー付きマグやマグマグはとても便利なアイテム。

ついつい頼ってしまう気持ち、とてもよく分かります。

でも実は、コップ飲みを習得する前にストローに慣れてしまうのは、ちょっと注意が必要なんです。

今回はその理由について、少し専門的な視点からお話ししていきます。

 

ストロー飲みで舌を使わなくなる?

ストローで飲むとき、赤ちゃんは舌をあまり使わずに、液体を直接喉の方へ運ぶことができます。

その結果、舌をしっかり動かす経験が少なくなってしまうんですね。

ここで大切なのが、「乳児期と成人の嚥下(飲み込み)の違い」です。

赤ちゃんは、母乳やミルクを飲むときに舌を低い位置で使いますが、離乳食の中期以降、「舌でつぶせるやわらかさ」の食材を食べ始めることで、舌をしっかり動かす力と動きの質が変化していきます。

そしてこの変化こそが、大人と同じような飲み込みのスタイルへの移行にとって重要なのです。

 

ストロー先行で起こる「低舌位(ていぜつい)」とは?

コップ飲みの経験が不足し、ストロー飲みばかりになってしまうと、舌の位置がいつまでも低いままの「低舌位」という状態が続くことがあります。

この低舌位が続くと、次のような影響が出てくることも…

  • 鼻ではなく口で呼吸する(口呼吸)
  • 歯並びや噛み合わせの乱れ
  • 上顎の成長不足
  • 言葉の発音のしづらさ
  • 嚥下(えんげ)や咀嚼(そしゃく)の問題

など、発育やお口まわりの機能に影響を与える可能性があるのです。

 

まずは「コップ飲み」から!

おすすめは、離乳食中期にあたる食形態の時期からです。

もちろん、ストローが絶対にNGというわけではありません。

ですが、お口の機能をしっかり育てるためには、「まずコップ飲みの習得」を優先するのがおすすめです。

最初はこぼしたり、時間がかかったりするかもしれません。

でもそれも、舌・口・顎をうまく連動させる「練習」のひとつ。

赤ちゃんのペースに寄り添いながら、ゆっくりコップ飲みにチャレンジしてみてくださいね。

 

 

 

 

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