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お子さんは学校で歯科検診の紙をもらってきてませんか?

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こんにちは!成増駅前歯科クリニックです🍀

晴れている日は日差しが強く、雨の日でも湿気がすごく、いずれにしても暑さで溶けちゃいそうな日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか🫠

十分な食事や睡眠でスタミナをつけつつ、無理せず冷房に頼って、共にこの夏を乗り切っていきましょう✊🏻 ̖́-‬

さて、春の新学期シーズンが終わって夏にさしかかったタイミングで歯科によくあるお問い合わせは「学校検診の紙をもらってきた」というお問い合わせです。当院でも毎年初夏は学校検診によるお問い合わせが多数ございます。

小学生にあがって初めての学校検診で色んなことが発覚することもありますが、歯科でもそういった事があります。

今回は項目毎に何に気をつけて見なくてはいけないのか確認してみましょう!

学校検診によって、歯科受診をすすめられる場合での項目は主に以下の4つのことが多いように思います。

 

①むし歯

②歯茎の炎症

③歯列・噛み合わせに問題がある

④要注意乳歯

 

それぞれにフォーカスしてみましょう。

 

 

①むし歯にチェックがあった場合

虫歯が見つかった場合、その程度によって対応が異なります。軽度の虫歯であれば、早めに治療を開始することで進行を防ぐことができます。
検診結果には「Cまたは要治療」と記載されていることが多いので、この場合は速やかに歯科医院を予約しましょう。

学校検診では目視でのチェックになるのでむし歯の深さまでは正確にはわかりません。レントゲンなどで確認しつつ、必要に応じて治療を!また、これを機に他の部分に小さいむし歯などが無いかの検診や検査をする機会にして頂ければと思います!

 

②歯茎の炎症にチェックがある場合

歯ぐきの状態に関する指摘があった場合、結果には「Gまたは歯周炎」と記載されます。

その場合まず歯磨きの方法・回数などを見直す必要があります。

実は幼稚園・小学生の間には歯周炎と呼ばれる状態まで至ることはごく稀です。

しかし、それなら大丈夫と楽観視せず、歯科医院での診察を受け、

・正しいブラッシング方法

・正しいフロスの使用法

・適切なハブラシのサイズ

を知ることは重要です。

また、定期的なプロフェッショナルクリーニングも考慮しましょう。

1人でどんどんできるようになって歯磨きの全てを子供本人に任せてしまうのではなく、その本人に正しいやり方や必要性を理解してもらう為にも実際に磨き残しなどを見せながら指導して経過を見ていくことで、今後大人になってからも正しいホームケアで口腔内の健康が維持できるようになっていきます!今から対策をしていきましょう!

 

③歯列・噛み合わせの問題にチェックがある場合

歯列・かみ合わせの問題は、将来的な歯並びや顎の成長に影響を及ぼすことがあります。
もし、「要観察」と書かれている場合は、一度、必ず矯正に精通した歯科医師に専門的に見てもらうことが大切です。
かみ合わせの問題は、
・早期発見により歯を抜く必要がなくなったり
・埋伏してしまう歯をしっかり出すことができたり
するため、現在の正しい状態の把握に矯正治療を行える歯科医院を受診しましょう。

当院では年齢や適正に応じてワイヤー以外の矯正方法をご提案することもできます!

今後の生え変わり等を考えて幼いうちからできることもたくさんあるので、早めの検討と対策をしていきましょう!

 

④要注意乳歯にチェックがある場合

要注意乳歯とは、永久歯が出てきても生え変わるべき乳歯が残っている状態を指します。

大部分はそのまま自然脱落が見込めます。

しかし、昔神経をとった乳歯の生え変わりの際は注意が必要になります。

本来吸収するべき乳歯の根っこが十分に吸収せず、永久歯がズレた位置から萌出してしまうということが起こります。

そのため、早めに抜けにくい乳歯の場合は抜歯を行い、永久歯を正しい道へ誘導してあげることが大切です。

また最近では乳歯の後に生えてくる永久歯が元々先天的に足りない方もいらっしゃいます。

そういったものがお子さんにあるのかどうかを知るだけでも今後の方針や対策が分かってくるので、気にするきっかけにして頂けると幸いです!

 

しかしながら、学校検診というのは器具や時間など限られた状況での目視での確認になりますので、目的としては精密検査というよりは大勢の中から問題のあるところの早期発見・早期治療に繋げる為の検査になります。

チェックがなかったからといって絶対に大丈夫というわけではないのです。

チェックがあるにしても、ないにしても、

・しばらく歯科での歯科検診に行けてないな…

・治療しなきゃいけないと言われていたのに忘れてた!

・そういえばうちの子の歯並びどうなんだろう?

などなど、歯科受診のきっかけの1つにして頂けますと幸いです☺️

 

また、学校検診でのお子さんの口腔内の問題の発覚と同じくらいよくあるのが、ご両親の口腔内の問題発覚だと思っています。

お子さんの学校検診きっかけで歯科を受診して、ひと段落ついたタイミングでお父様お母様が「実は私も受診したくて…」と声をかけてくださることも少なくありません。

しかも、自覚症状はなかったのにいざ検査してみるとお父様お母様の方が大変なことに…!と言ったケースもいくつか…🫢

ご家族で歯科受診といったものを再度見直して頂く良い機会にもなりますので、学校検診の紙などをもらってきたり、紙を貰わずとも学校検診をやったよ!などの会話からも歯科での最終受診等を思い出すきっかけにしてください😊🍀

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