地下鉄成増駅から徒歩0分の歯医者

あいうべ体操🤔

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、お口の周りの筋肉をきたえる体操

あいうべ体操(考案者は今井一彰先生)をご紹介したいと思います。

この体操は、口呼吸を鼻呼吸に改善するための体操です。無意識に口を開けている、口の中がよく乾く、寝起きに喉がイガイガしたり、口臭を感じたりする、といったことに心当たりがある方は口呼吸になっている可能性があります。

【口呼吸のデメリット】

・口腔内が乾燥し、唾液の量が減ることで虫歯や歯周病のリスクが上がる

・口腔内の乾燥により細菌が繁殖しやすくなることで口臭が出やすくなる

・ウイルスや細菌が直接気管に入ることで感染リスクが上がる

・口周りの筋肉が弱いために口元が老けた印象になる

・口が開いたままになることで筋肉のバランスが崩れ、歯並びが悪くなる原因になる

・酸素の取り込みが減少することで集中力の低下、代謝の低下を招く

・口を開けたまま寝ることで下顎や舌が下がり、気道を圧迫することで睡眠時無呼吸症候群のリスクが上がるなどがあります。

【鼻呼吸のメリット】

・鼻呼吸をすると、口の中の唾液の分泌が安定し、最近の繁殖を防ぎます。これにより、虫歯や歯周病のリスクが大幅に低下します。

・口呼吸によって口内が乾燥すると、細菌が増殖し、口臭の原因となります。鼻呼吸に切り替えることで、口内の潤いが保たれ口臭予防につながります。

・鼻は、空気中のウイルスやアレルゲンを除去するフィルターの役割も果たしています。鼻呼吸をすることで喉や肺への負担が減り風邪をひきにくくなります。

 

・口呼吸を続けると舌の位置が下がり、発音が不明瞭になることがあります。鼻呼吸を意識することで、正しい舌の位置が保たれ、正しい発音ができるようになります。

 

・鼻呼吸を習慣づけることで、口元の筋肉バランスが整い、フェイスラインがシャープになります。

 

・鼻呼吸によって脳への酸素供給がスムーズになり、集中力や記憶力が向上します。

 

・鼻呼吸は睡眠時の酸素供給を安定させ、深い睡眠を促します。そのため、日中の集中力アップや疲労回復が期待できます。また、イビキの軽減にもつながり、より質の高い睡眠を得ることが可能になります。

 

ぜひとも口呼吸ではなく鼻呼吸にしたいですね!そこで、「あいうべ体操」の出番です。あいうべ体操のやり方は、とてもシンプル。下記の4つの動作を繰り返すだけです。声は出しても出さなくても大丈夫です。

1️⃣「あー」と口を大きく開く(ふだんより大きめに)

2️⃣「いー」と口を大きく横に広げる(首に筋が出るくらいまで)

3️⃣「うー」と口を強く前に突き出す(しっかりと突き出す)

4️⃣「べー」と舌を突き出して下に伸ばす(顎の先をなめるイメージで)

この運動は顔の筋肉を大きく動かすため、筋肉が疲れすぎないように一度に30セットではなく、2、3回に分けて行うのがおすすめです。お風呂で、テレビを見ながら、動画を見ながら、などいつでもできるのも利点です。また、お口まわりの筋肉を鍛えることでアンチエイジングも期待できます。健康な生活を送るための1つの手段として取り入れてみてはいかがでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加