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噛む力は想像以上に強い!歯ぎしり・食いしばりが歯と体に及ぼす影響とは?

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こんにちは😊

最近は一気に暑くなってきて、夏の気配を感じる日が増えてきましたね🌞

アイスや冷たい飲み物が恋しくなる季節ですが、そんな時こそ気をつけてほしいのが「歯ぎしり・食いしばり」なんです🦷💥

無意識にやってしまうこのクセ、実は歯やあごだけでなく、全身の不調にもつながることがあるんです。

【歯ぎしり・食いしばりのチェックポイント】

歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中や無意識に起きることが多いため、自分ではなかなか気づきにくいものです。以下のようなサインがある方は、注意が必要です。

・朝起きたとき、あごやこめかみが疲れている・だるい

・歯の先端が平らになってきた気がする

・頬の内側に歯型がついている

•舌に横ジワがある(舌の側面がギザギザ)

•肩こりや頭痛が慢性的に続いている

•「寝ているとき歯ぎしりしてたよ」と言われたことがある

1つでも当てはまるものがあれば、軽度であっても一度相談してみることをおすすめします。特に「疲れやすい」「なんとなくあご周りがつらい」という自覚がある方は要チェックです。

【歯ぎしり・食いしばりの影響とは?】

歯ぎしりや食いしばりは、睡眠中だけでなく日中の集中しているときにも無意識に起こることがあります。放っておくと以下のような問題を引き起こす可能性があります。

歯のすり減り・ヒビ割れ

強い力がかかることで歯が削れたり、ヒビが入ることも。

顎関節症のリスク

あごの筋肉や関節に負担がかかり、開けづらさや痛みの原因に。

詰め物・被せ物の破損

治療した歯の詰め物が取れたり壊れたりすることがあります。

知覚過敏

歯が削れると、冷たいものや甘いものがしみるようになることも。

【主な原因はストレス?】

はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、特に多いとされるのがストレスや緊張状態です。

睡眠の質の低下や精神的なプレッシャーが、体に力を入れやすくしてしまうのです。

また、以下のような要因も関係していると言われています。

• 噛み合わせの不調

• 姿勢の悪さ(猫背・前傾姿勢など)

• 睡眠障害やいびき

• カフェインやアルコールの過剰摂取

• 喫煙習慣

【対策としてできること】

1. ナイトガード(マウスピース)の使用

寝ている間に装着することで、歯やあごに加わる力を分散し、ダメージを軽減します。特に歯ぎしりが強い方には効果的です。

2. 日中のクセに気づく習慣をつける

パソコンやスマホの操作中に、気づかないうちに奥歯にグッと力が入っている方が多くいます。「上下の歯は基本的に離れているのが正常」と覚えておきましょう。

3. 生活習慣の見直し

リラックスできる時間を意識的に作ることも大切です。寝る前はスマホを控えめにし、深呼吸やストレッチなどもおすすめです。

4. ボトックス治療

あごの筋肉(咬筋)にボトックスを注射することで、過剰な筋肉の緊張をやわらげ、食いしばりや歯ぎしりの力を抑える治療法です。

効果は数か月持続します。

自分ではなかなか気づきにくい歯ぎしり・食いしばりですが、歯科での診察で早めに発見し、対策をとることがとても大切です。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください🦷

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