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!治療中断の危険性!

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こんにちは、成増駅前歯科クリニックです。

治療の内容にもよりますが、歯の治療は通院回数がどうしてもかかってしまうことがあります。

痛みがなくなったからもう行かなくていいや・仮歯が入ったからこれでいいや・忙しくて時間が取れないから行けないなど、治療中断には様々な理由があるかとは思いますが、治療中断をしてしまうと、今まで頑張って通って治していたのに、治療のやり直しになってしまったり、状態が悪化してしまっている場合もありますので、一度とりかかった治療は最後まで通いましょう!

<治療中断することによって起こる主なトラブル>

①神経の治療の中断

虫歯が大きく神経の保存が困難な場合、神経の治療を行います。治療回数は炎症の大きさや、患歯の種類によって異なりますが、神経の治療を行う場合は虫歯が大きく歯の大半を失っている場合が多いので、被せ物や詰め物まで含めると治療はどうしても数回かかります。

神経の治療中は仮の蓋をしてお痛みの経過をみますが、仮の蓋は短期間の封鎖性はありますが、長期的な封鎖性や外力による耐久性はありません。その結果、数ヶ月に及ぶ治療の中断が起こると、仮の蓋が外れ、内部に細菌が入ってしまい、感染を起こします。

神経の治療は歯の内部の炎症・感染を取ること、また新たに感染させないことがとても大切です。治療中も、唾液中の細菌が歯の内部に入って感染しないよう診療にあたっています。

せっかく治療に通っていただき、歯の内部の感染を除去していても、治療の中断をしてしまうと、再感染が起こり、今までの治療が振り出しに戻るだけでなく、さらに症状が悪化しているケースがほとんどです。歯が欠けたり割れて、歯の寿命が短くなったり、最悪抜歯になるケースも少なくありません。

②虫歯をとってお薬を詰めた状態での放置

虫歯が大きかったり深い場合は、虫歯をとった後にすぐに型取りをせずにお薬を入れてお痛みの経過をみることがあります。虫歯があるときは痛かったが、虫歯をとってお薬を入れたら痛くなくなったので、治ったと勘違いして来院されなくなる患者様もいらっしゃいますが、お薬は最終的な被せ物ほどの強度や耐久性はないので、噛んでいるうちに欠けてきたり、知らない間にまた虫歯になっている場合もあります。本来であれば神経を残すことができた虫歯でも、放置したことによって神経をとらないといけない虫歯にまで進行したり、最悪抜歯になるケースもあります。

③型取り後の未来院

虫歯を取り歯型をとった後は、なるべく時間をあけずに来院をしてください。(被せ物の製作には数日かかりますのでその間はお日にちがあきます。ご予約の際に被せ物の完成日時などはお伝えしています)

型取り後、時間があいてしまうと歯が少し動いてしまうこともあり、そうすることで被せ物のがピッタリはまらず、適合が悪くなってしまうことがあります。他にも、型取り後の仮の蓋や仮歯の状態でお食事をとっていると、歯が一部欠けてしまうこともあります。そうなると作り直しになってしまうので、もう一度型取りから行うことになり、時間とお金が余計にかかってしまいます。型取りをしたら、次回ご予約日にちゃんといらしていただき、セットするようにしましょう!

お痛みがなくなったからといって治療の中断をしないようにしましょうね!

当院ではご予約の無断キャンセルや当日の直前キャンセルが多く見受けられる患者様は、他の患者様のご迷惑になるのでご希望のお日にち・時間帯でのご予約を制限させていただいております。制限がかかってしまうと治療も進みづらく治りも悪くなってしまうので、できれば私たちもそのような制限はさせていただきたくないと思っています。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

 

 

 

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