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歯ブラシしているのに虫歯になる人必見

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こんにちは、成増駅前歯科クリニックです。

皆さんは歯磨きの時に歯ブラシ以外に何をお使いですか?

「え?歯ブラシだけだよ?」

という方が多数を占めるのではないかなと思います。

実際私も歯科大学に入学するまではお恥ずかしながら歯ブラシしかしてきませんでした、、、デンタルフロスは意識高い系の人がするものだとさえ思っていました、、、

しかし、フロスは子供から大人まで全ての方に共通して必要なツールであり、フロスをするとしないとでは虫歯・歯周病の観点で将来的にかなりの差が生まれてくると日々臨床を通して感じています。

なぜフロスが必要なのか、説明していきます。

①歯垢除去率が高くなる

あまり知られていないのですが、歯ブラシだけでは歯の表面の汚れしか落とせないため、どんなに丁寧に歯磨きをしてもお口の中の全体の60%程度の汚れしか取り除けないと言われています。人の歯と歯はものがつまらないようにピッタリとくっついているため、その隙間に歯ブラシは届かず、汚れが溜まります。フロスを歯と歯の間に通すことで、歯間の汚れも取り除くことができ、歯垢除去率がグンっと上がります。逆にいうと、フロスをしていないということは、歯の間の汚れはいつも残ったままなんです・・

②虫歯予防につながる

先ほどお伝えしたように、フロスを使うことで歯垢除去率が上がるので、必然と虫歯にもなりづらくなります。虫歯の原因は『細菌』です。歯垢の中には細菌がウジャウジャと潜んでいます。その歯垢を取り除くことで虫歯の原因となる細菌を排除していきます。

これもあまり知られていないのですが、虫歯のほとんどは歯と歯の間から起こります。「歯ブラシはしているけれどフロスはしていない」という方のレントゲン写真を撮ると、歯と歯の間の虫歯を発見することが本当に、本当〜〜によくあります。どんなにしっかり歯ブラシをしていても、歯間の虫歯は防ぐことができないのです!

そして歯の間なのでご自身では見つけづらく、気づいた時には虫歯が進行していた・・・ということもよくあります。

また、お子様の虫歯も歯と歯の間がほとんどです!!

DとEと呼ばれる乳臼歯の間はくっついている子が多く、フロスをしていないと8割型虫歯になっている印象です。

日々、お子様の歯ブラシに苦戦しているお父様、お母様の奮闘も分かります、しかし!フロスは夜の仕上げ磨きの際に必ず取り入れて欲しいです!

③歯周病予防につながる

歯周病の原因も『細菌』です。なので歯垢を除去することが必要ですが、歯周病予防に大切なことは、歯の表面の歯垢を除去することだけでなく、歯茎の中、1〜2ミリに付着した歯垢(ジンジバルプラーク)を落とすことが大切です。フロスを優しく歯茎の中に入れて、歯垢を除去していきます。ただし、フロスが細いものだと歯垢もあまり取れず、また、細いので痛みを伴うこともあります。

当院のスタッフもみんな使用しているおすすめフロスがありますので、また次の機会にご紹介します(以前、歯科医師仲間と話している時に、フロス何使ってる?という会話になり、その場にいた全員同じフロスを使ってました!!)

④虫歯や被せ物・詰め物の異常を発見できる

健康な歯の間にフロスを通すと、フロスはスムーズに出し入れでき、切れることなどはありません。

しかし、歯の間に虫歯が発生している場合や、被せ物・詰め物が劣化し異常が生じている場合は、フロスが引っかかったり、切れたりします。ここだけフロスの通りが悪いな、引っかかるな、という異常を感じたら痛みがなくとも、すぐに歯科医院で診てもらいましょう!早期発見が大切です。

 

フロスをするのがめんどくさい・・・というご意見よく耳にします。確かに、習慣にするまでは大変かもしれませんが、フロスをして悪いことは一つもありません!!

フロスをしておけばよかった・・・とおっしゃる患者様のお言葉もよく耳にします・・・

最初はなかなか難しいですが、使い方もご指導させていただきますので、お気軽にご相談くださいね!

 

 

 

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