こんにちは。成増駅徒歩0分の歯医者　成増駅前歯科クリニックです。

前回に引き続き、初診時に当院で行う検査についてご説明させていただきます。

当院では、前回ご説明した問診・口腔内写真撮影をさせていただいたあと、お悩みに応じて必要な患者様にはレントゲン検査を行います。

まずパノラマレントゲン撮影です。大きな1枚のレントゲン写真を撮ることで、多くの情報を得ることができます。

例えば、どこに虫歯があるのか、根の状態は悪くなっていないか、親知らずの有無・生え方・隣の歯へ悪影響を及ぼしていないか、歯周病の進行具合、顎関節の状態、など、多くのことがパノラマレントゲンによって大まかに分かります。

しかし、パノラマレントゲンは虫歯の細かな進行具合は見えないこともあるので、怪しいと思う箇所は細かいレントゲン撮影を行わせていただくこともあります。当院では、奥歯の虫歯の有無を把握するのに1番有効と言われている咬翼法という方法を用いてレントゲン撮影を行なっていきますので、歯と歯の間の視診では気づくことのできない小さな虫歯や、虫歯予備軍の有無もお伝えしています。

また、当院は3次元的に病気を把握するためのCTを完備しております。パノラマレントゲン撮影を行い、顎骨への炎症の広がりが見られるケースや、歯の破折、複雑な炎症が確認できた場合は、CT撮影をさせていただき、より詳しいご説明をさせていただいております。

お口の状態は日々変化していき、また、視診だけでは完全に診断することは難しいです。そのため、当院では初診の患者様には状態把握のために可能な限りレントゲン撮影を行わせていただき、現在の状態をご説明させていただいております。（妊婦さんは安定期を過ぎるまで極力レントゲン撮影は控えさせていただいております。）

またレントゲン撮影検査は少なくとも1年に1回撮影することが推奨されておりますので、当院で検診を受けていただいている患者様は定期的に撮影させていただき最新の状態をお話をさせていただいております。